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- 看護部について
看護部長あいさつ
坂町病院は、新潟県北の地域医療病院として高齢者の急性期治療から在宅復帰支援、訪問診療までの幅広い役割を担い、地域に密着した医療の提供を行っています。
私たちは、看護部理念に基づいて地域住民に親しまれ、信頼される看護の提供に努めています。また、自ら主体的に考え、行動できる看護師の育成を目指しています。
令和5年8月
看護部長 遠藤 晶子
看護部の使命
地域病院として
一次・二次医療を質の高い看護で支援します
看護部理念
生命の尊厳と人格を尊重し、
地域住民から信頼される看護を提供します
看護部目標
- 患者・家族の意見を聴き知識、技術、思いやりで患者満足の向上を図る
- 安全・安心な看護ケアを提供する
- 多職種と協働し経営改善に努める
看護部組織図
看護部の教育プログラム
認定看護師紹介
認知症看護認定看護師
認知症の方の意思を尊重し権利を守り、入院による環境変化による不安や混乱を起こさず困らないようにすることです。個々の環境を整え、安心して治療を受け住み慣れた所に早期に帰ることが出来るように本人・家族を支援することです。また認知症の人は、自分の感情や考えを伝えることが難しく、看護師はアセスメントやケアに苦慮することが多くあります。看護実践を通して、看護師を含めた全職員の相談・指導等を支援し、認知症看護の質の向上を目指していきます。
慢性呼吸器疾患認定看護師
慢性閉塞性肺疾患(COPD)や気管支喘息・間質性肺炎・睡眠時呼吸障害など、がんを除く呼吸器系疾患を抱える方を対象に、息切れなどの症状緩和や疾患進行防止のための治療や療養生活のセルフマネジメント(自己管理)支援を行っています。また、疾患の進行により在宅酸素療法や在宅人工呼吸療法が導入となった場合も、安心して在宅生活が送れるように支援しています。さらに、質の高いケアが提供できるよう、看護師への教育や指導・相談も行っています。
手術看護認定看護師
手術看護認定看護師の役割は、手術を受ける患者様に術前・術中・術後を通して関わり、手術による身体への影響を最小限にし、よりよい回復を目指すことです。手術を受けられる患者様やご家族様は、術前・術中・術後という期間の中で様々な不安や恐怖などのストレスを抱かれると思います。そのため、患者様に安心して手術を受けていただけるよう心に寄り添った看護を提供したいと考えています。そして、手術看護の専門知識や技術を看護師に伝達し、手術チームの連携を図り安全な手術が提供できるように活動しています。
看護部セクション紹介
外来
私たち外来部門は、内科・外科・整形外科・小児科・泌尿器科・皮膚科・眼科・耳鼻咽喉科・歯科の9科および手術室・内視鏡室・採血室・救急外来の診療部門を担っています。
外来の患者様・ご家族・施設・地域の方の思いを大切にし、地域住民に親しまれ、信頼される看護を提供できるように取り組んでいます。
専門外来
専門的な知識・技術を持った看護師による看護外来です。専門的なケアや生活指導を通して患者様が病気と向き合い、自己管理でき、安心して過ごせるように支援しています。
- 糖尿病透析予防外来
- 呼吸器ケア看護外来
- ストーマケア看護外来(皮膚・排泄ケア)
- フットケア外来
訪問診療
医師と看護師が定期的に患者様のご自宅に訪問して診療を行います。
地域の訪問看護師やケアマネージャーなどと協力し、多職種で組むチーム医療を提供しています。
透析室
透析室は、月曜日~土曜日、18台のベットで午前・午後の2部透析を行っています。
安全・安心な透析看護を目標に、患者様・ご家族様に寄り添い、サポートしていくため、それぞれの思いを傾聴し、丁寧な説明を心がけています。また、コミュニケーションを大切にし、スタッフと患者様が信頼し合える透析室を目指しています。
患者様の高齢化が進んでいる中、透析・糖尿病専門医をはじめ、臨床工学技士、管理栄養士、医療相談員等との連携や、足病変の早期発見・予防、フットケアなど質の高い透析看護の提供に努めています。
2022年夏の豪雨災害の経験から、災害時の対応を見直し、患者様が安心して透析治療を継続できるように取り組んでいます。
3階病棟
3階病棟は、一般内科及び感染症専門病床(陰圧室5室)が設置されています。
患者様とご家族の思いに寄り添った看護が提供できることを目標に、日々のカンファレンスで医師、看護師、ソーシャルワーカーやリハビリスタッフなどの多職種と情報を共有し、安心して地域で療養できるように支援を行っています。
また老年期の患者様は、一度獲得した認知機能が低下することにより、日常生活に支障をきたす方もいます。
患者様にとって入院し生活環境が変わることは、戸惑うことが増え、大きなストレスとなります。家族の方の相談しながら、できるだけ自宅での生活に近づけるような環境を調整し、患者様の安心に繋がるような関わりを心掛けています。
4階病棟
4階病棟は、地域包括ケア病棟です。
新しく入院された患者様や、急性期治療を終えた患者様に対して、在宅復帰支援や介護施設への退院準備を整え、退院支援を行っている病棟です。
退院支援には多職種間の連携が必要不可欠であり、当病棟では医師・看護師・リハビリ・退院調整看護師・医療ソーシャルワーカー・ケアマネージャーなど多職種合同でカンファレンスを行っています。
そこでは、リハビリの進捗状況や、患者様とご家族の意向、退院先の方向性などの情報共有を行い、スタッフ一丸となって患者様やご家族が安心して退院できるように支援を行っています。認知症看護や退院支援に関する学習会を定期的に行い、患者様個々に対応できるよう知識を深め、実践力向上に努めています。
5階病棟
当病棟は、内科、消化器外科、小児科、眼科の混合病棟です。検査入院や在宅酸素導入入院を含む内科全般、手術療法や化学療法入院など外科全般、食物アレルギー負荷試験入院を含む小児科全般、白内障手術入院の眼科患者様を受け入れています。
患者様に信頼され満足していただける看護を提供するため、医師・薬剤師・リハビリ・栄養士、医療相談員、認知症認定看護師、退院調整看護師など多職種とチームカンファレンスを行っています。学習会を積極的に行いスキルアップを図っています。患者様が安心して入院生活を送っていただけるよう丁寧な説明と対応を心がけています。
また、患者様とご家族様が不安なく退院できますよう早期からの関わりを行っています。患者様やご家族様の退院におけるご意向をしっかりとお聴きし、できるかぎり沿えるよう多職種連携を積極的に図り患者サポートセンターと連携しています。